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横須賀市少年野球大会(Aチーム)

去る8月3日〜5日、夏ど真ん中の強烈な日差しが照りつける中、”夏の大会”、第66回横須賀市少年野球大会が行われました。
横須賀市が主催するこの大会は、終戦直後の昭和26年に始まったという歴史ある大会。小学生の学童部、中学生の中等部に分かれてトーナメントが行われます。
学童部は市内で活動する18チームが頂点を目指しました。我らがスピリッツからは、高学年メンバーのAチームと、低学年メンバーのBチームが参加です。
この大会を目指して合宿を行い、練習を積んで頑張ってきたAチーム。子供も大人も気合いを入れて大会に臨みました。

●1日目(吉倉長浦シーレックス戦)
横須賀スタジアムでの開会式に参加したあと、夏島グラウンドにて吉倉長浦シーレックスさんとの初戦を行いました。
この試合は初回に先頭打者のツーベスから始まり、盗塁、タイムリーなどで一挙8点。その後も攻撃の手を緩めることなく2回に8点、3回に12点追加。28-2で3回コールド勝利を収めました。

●2日目(横須賀イーグルス戦)
そして翌日の2回戦目は、舞台を横浜DeNAベイスターズファームの本拠地、横須賀スタジアムへ移しての大一番。相手は横須賀イーグルスさん。ここを勝ち抜いて、一気に頂点をねらう意気込みです。

この日は、スタメンが電光掲示板に掲示され、ウグイス嬢による選手コール、スタンドからはBチームのみんな、大人たちの大きな声援が響いてきます。
プロが使う球場で、いつもとはまるで違うしびれる雰囲気。一球一球の緊張感がこれまでの試合とは全然違います。そして、監督、コーチから飛ぶ熱いゲキ、ベンチの選手たちの大きな声での応援。この試合にかける全員の思いがヒシヒシと感じられました。
試合は、初回相手のエラーがからみ先取点。守りでもあわやランニングホームランのあたりを見事な中継プレーでホームでアウトにしたり、盗塁を2つ刺すなど集中したプレーが続きます。
そして、3回表に追加点をあげ、さらに一死満塁のチャンス。ここでスクイズを試みるも投手の正面をつき、1-2-3のダブルプレー。
その裏、同点に追いつかれると4回に一挙6点を奪われ2-8と大きくリードを許していまいます。しかし、ここで諦めないスピリッツは、5回にランニングスリーランも飛び出し2点差。
ところが、この回が終了したところで無念の時間切れ、6-8で試合終了。ベスト8敗退となりました。
がっくりと肩を落とす選手たち。それを眺める大人たちも悔しさで一杯です。
しかし思えば、2つのチームが合併し、新チームが発足してまだ半年あまり。当初どうなるかと思ったチームが、この最高の環境で、ここまで戦えるようになったのは素晴らしいこと。結果は残念でしたが、本当によく頑張りました。
そんな子供たちの頑張りが伝わったのでしょうか。試合後、大会を通じてチームプレー及びマナーが特に優れているチームに贈られるという「大会優秀チーム」にスピリッツが選ばれたとのうれしいお知らせが。選手のみんなには胸を張ってほしいと思います。

6年生にとって最後の夏の大会は終わりましたが、このあとは秋季大会、リーグ戦も残っています。
さらにチームワークを高めてファイトだ!スピリッツ!