晴天に恵まれた師走の週末、今年最後の公式戦となる協会新人戦が幕を開けました。
5年生以下で戦う本大会は、来シーズンを占う試金石となる大会です。
初戦の相手は若竹ライナー。5年生が10人以上揃う来季の注目チームです。
1回戦からタフな試合が予想されますが、気持ちで負けず、まずは1勝を目指します!
6年生は後輩たちを応援しつつ、試合運営のサポートも頑張ってくれました。
若竹戦のマウンドを託されたのはK君&R君。
R君がマスクを被りバッテリーを組みました。
先攻は若竹ライナー。
初回、フォアボールとヒットで2アウト2・3塁のピンチを招きますが、しのぎ切り、立ち上がりを無失点で抑えます。
0-0で迎えた2回裏、今度はスピリッツにチャンスが訪れます。
2アウトからエラーと連続フォアボールで満塁に!しかし、あと一歩…。惜しくも先制はなりません。
試合が動いたのは3回、若竹ライナーにフォアボールとフィルダースチョイスで1アウト2・3塁とされると、続く打者にライト前に運ばれ、1点を先制されてしまいます。
しかし先制直後、スピリッツはすぐさま反撃へ!
1番R君がフォアボールを選び、3番Y君の送りバントも決まり、2アウト3塁のチャンスを作ります!すると4番R君の打球がエラーを誘い、同点に追い付きます!3回終了1-1。
4回はお互い無得点。5回表のピンチをダブルプレーでしのぐと、その裏スピリッツは1番からの好打順。
1番R君&2番N君の連続ツーベースヒットで1点勝ち越しに成功します!5回終了1-2。
試合をひっくり返し、流れに乗りかけていたスピリッツでしたが、6回表再びピンチが訪れます。
若竹ライナーにヒットとフォアボールで1アウト2・3塁とされると、スピリッツの守備に乱れが生じます。エラーの間に2人が還り、3-2と逆転を許してしまいます。
終盤6回に逆転され動揺が見えるスピリッツナイン。しかしここで気持ちを切らさず、最終7回の守備を無失点で抑え、1点を追って最後の攻撃へ。逆転するぞ!
まずはランナーを出そう!そう意気込んで送り出した先頭打者の9番T君が内野安打で見事に出塁を果たします!すると2番N君もフォアボールで続き、足を絡めて1アウト2・3塁、一打サヨナラのチャンスを迎えます!
両サイドからの応援が大きくグラウンドに響きます。
続く打者が三振に倒れ、2アウト2・3塁で迎えた4番R君。大きく放った打球は1塁線をわずかに切るファウルボール。惜しい!会場が沸きます。
仕切り直してR君が放った打球はライト前へ。前進守備を敷いていたライトから1塁への送球がランナーをわずかに上回り3アウト。ここで惜しくもゲームセット。
若竹ライナー 3-2 武山スピリッツ
試合終了の整列時、主審から「ナイスゲーム!」という言葉を掛けていただきました。
両チームの選手たちの顔には涙が見られました。
ギリギリの勝負で、どちらが勝ってもおかしくない接戦でした。
あと一歩勝ち切れなかった悔しさをバネに、来年はこのメンバーでもっと強くなってグラウンドに戻って来たいと思います!
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